物語のある日々--フリーランス編集者になって

フリーランスの編集者、撮影コーディネーターとして2017年3月に独立。「物語の感じられるもの」を自分のテーマに手探りでお仕事奮闘中。

美容師 見藤さんの個展にて。

今日は気になっていた

美容師 見藤恭介さんの個展に行ってきました。

 

見藤さんは美容室SORA学芸大学店でジュニアスタイリストとして活躍されてます。

http://sora-style.com/staff/mito/

 

ご自身で写真も撮られていて、

絵も描かれていて、

それがすごく素敵なんです!

 

前々からSNSで見藤さんの作品を拝見していて

ずっと気になっていました。

 

その見藤さんが個展を開催するということで

これは行かねば!

と、お邪魔してきました。

 

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場所は学芸大学の駅からちょっと離れているのですが

静かなところで、ゆっくり観ることができます。

 

見藤さんご本人も在廊されてたので

作品を見ながらちょっとお話させていただきました。

 

今回の個展はヘアも衣装も写真も

全部見藤さんご自身によるもの。

モデルさんも知り合いの方達に頼んで

二ヶ月かけて撮りためたそうです。

 

カメラは「写ルンです」。

使い捨てカメラならではの味のある写真たち。

 

「使い捨てカメラで、昼間に自然光で撮った雰囲気のある写真が

今の世の中ではすごく流行っていて、あふれているので

自分はちょっと違うことがしたいなと思って。

今回は昼間の撮影ではなく自分で苦手意識のあった

「夜」の撮影にこだわろうと思いました。」

とのこと。

 

わざと自分の苦手な「夜の撮影」に挑んで

たくさん挑戦して失敗して、また挑戦してを繰り返したのだろうと思います。

 

見藤さんの作品は

髪の毛だけではなく、その「人」だったり

その「場所」だったり、その「時間」だったりを撮っているような気がしました。

 

美容師として働きつつ

自分の作品も作り、こうして個展を開くということは

とても大変なことだと思います。

そこにかけた労力と時間は計り知れません。

でも見藤さんは、そんな状態をとても楽しんでらっしゃいました。

 

「インスタグラムでヘアスタイルを発信して

集客に繋げている美容師さんはたくさんいるし

すごいことだな、と思います。

でも、ジュニアスタイリストになったばかりの自分が同じことをしていたら、

すでに成功している人たちにはかなわない。

僕は自分なりの見せ方、やり方をしていきたいので

今後もこういう活動を続けていこうと思っています。」

とおっしゃってました。

 

日々葛藤しつつも、希望を忘れない

そんな見藤さんの姿を拝見し、

とにかく行動に移す、

失敗するかもしれないけど、やってみる

ということがとても大切なのではないかと感じました。

 

見藤さんも、

「個展をやってみて、改善できることは改善して

また次回に繋げたい。そのための今回の個展です。」

と話してくださいました。

 

トライ&エラーを繰り返すことで

またさらに磨かれていくんだろうと思います。

やってみないことには分からない。

頭だけで考えていても、進まない。

 

見藤さんの今の想いが詰まった個展です。

31日まで開催しているそうです。

 

みなさん、是非足を運んでみてください。

 

LIGHT AND RESPONSE⬜️
5/28〜31
28 / 14:00〜22:00
29・30 / 12:00〜22:00
31 / 12:00〜20:00
〒 目黒区目黒本町 1-12-15

 

私、ステッカーも買っちゃいました♪

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